1%
制作の最初の一層目に明るい色の薄い和紙を貼ることが多い。
その上に色々な素材を重ねるので最初の層はほぼ見えなくなるのだが、
制作後半にこの最初の一層目が1%でも何かしらの形で顔を覗かせてくれれば満足であって
上の層との関わり合いが見ててとても嬉しくなる。
上の層を壊したり剥がしたり、その時できる形がとても好きだ。
これと言って嫌いな形があるという事でもないけれど、
とても自然なその形に狙っては作れない奥深さを感じている。
最近スタジオ帰りにキツネの親子を見かけなくなったなあ。
車に轢かれて無いことを願う。